競馬初心者におすすめの馬券の買い方

1.初心者は的中させやすい馬券を買うこと

競馬の馬券には単勝や複勝の他に、馬連や三連単など様々な馬券の種類があります。
指定された5つのレースの勝ち馬を当てる特殊な馬券もあるため、初心者は予想とともにどの馬券を選べば良いか頭を悩ませるでしょう。

予想の的中率や払い戻しは、馬券の種類ごとに異なります。
比較的簡単に当てられる馬券から高配当を期待できるものまで用意されているので、初心者におすすめできるのは的中させやすい馬券です。

馬券を当てる喜びを味わえれば予想が楽しくなり、競馬にももっと興味を持てるようになります。
基本的に予想が的中しやすい馬券は配当は低めですが、高配当を狙える馬券は慣れてからで良いでしょう。

競馬初心者におすすめできるのは、単勝と複勝です。
単勝はレースで1着になる馬を予想するだけなので、シンプルです。

新聞を見て印がいっぱい付いている馬を買ったり、パドックで一目惚れした馬の単勝を買って応援するだけになります。
馬連や三連単のように2着や3着の馬を気にする必要はないので、レース中もわかりやすいでしょう。

ベテランの上級者でも単勝のみで勝負する人もいるので、幅広く選ばれている馬券です。
複勝は単勝とは違い、馬券を買った馬が基本的には3着以内に入れば的中です。

2.儲けを期待するなら複勝はおすすめできない

複勝も単勝と同じくわかりやすい馬券でありながら、的中の条件は1着から3着までに変わっているので緩くなっています。
全ての種類の中で最も的中させやすいので、とりあえず的中させたい初心者にはおすすめの買い方になります。

ただし複勝は配当が極端に低く、人気がある本命馬だとお金はほとんど増えません。
超人気薄の穴馬の複勝を買うと楽しめますが、儲けを期待するならあまりおすすめはできません。

ある程度競馬に慣れて予想のコツを掴み始めたら、馬連に挑戦してみるのが良いでしょう。
馬連は1着と2着を着順に関係なく的中させる馬券で、的中率と配当のバランスが良いです。

本命馬が1着になっても2着に穴馬が入れば配当を期待できるので、上手く買えばプラス収支にできます。
馬連などの連勝系の馬券を買うときに使われる買い方が、ボックスと流しです。

ボックスとは、指名した馬の組み合わせを全て買う買い方です。
たとえば馬連を5頭ボックスで購入すれば、そのうちの2頭が2着以内になれば的中になります。

無駄な組み合わせも買ってしまうので損をすることもありますが、いわゆるタテ目で馬券が外れることはありません。
信頼できる軸馬がいないときには、ボックス買いをするのがおすすめです。

3.ボックスに比べると点数を抑えられる流し買い

流しとは、軸となる馬を決めてそこから相手に数頭並べて買う買い方です。
たとえば馬連なら軸にした馬が1着になり、相手に指名した馬が2着になれば的中となります。

ボックスに比べると点数を抑えられるのがメリットですが、軸にした馬が3着以内になると外れです。
相手に指名した馬同士で1着と2着を独占して、悔しい思いをすることは多々あります。

ボックスより難易度は上がりますが、新聞を見て予想し信頼できると思ったら挑戦してみると良いでしょう。
わかりやすいので競馬初心者におすすめする馬券は、単勝や複勝になります。

しかし自分に適した馬券というのはそれぞれで違いますし、レースやオッズによって買い方を変えるのも戦略の一つです。
始めは初心者でも当てやすい予想しやすい馬券から始めて、慣れてきたら高配当を期待できる三連複や三連単などに挑戦して、フォーメーションで馬券を買うのも良いでしょう。

一見すると複雑だと思いがちですが、毎週競馬をしているうちに種類は覚えて買い方も理解できるようになります。
まずはそれぞれの方法で予想をして、レースを楽しみながら覚えていくのがおすすめです。